そもそも新型コロナウイルス感染症ってどれだけ怖いウイルスなのか
連日どのチャンネルをつけてもコロナウイルスの報道がされていて、WHOが緊急事態と宣言したり、すごく怖いとんでもないウイルスだと思ってしまいますが、実際にどれだけ怖いウイルスなのかと思い調べてみることにしました。
感染者数
2/3 12時時点
・中国:感染者17,205名、死亡者361名。
・タイ:感染者19名、死亡者0名。
・韓国:感染者15名、死亡者0名。
・台湾:感染者10名、死亡者0名。
・米国:感染者11名、死亡者0名。
・ベトナム:感染者7名、死亡者0名。
・シンガポール:感染者18名、死亡者0名。
・フランス:感染者6名、死亡者0名。
・オーストラリア:感染者12名、死亡者0名。
・マレーシア:感染者8名、死亡者0名。
・ネパール:感染者1名、死亡者0名。
・カナダ:感染者4名、死亡者0名。
・カンボジア:感染者1名、死亡者0名。
・スリランカ:感染者1名、死亡者0名。
・ドイツ:感染者10名、死亡者0名。
・アラブ首長国連邦:感染者5名、死亡者0名。
・フィンランド:感染者1名、死亡者0名。
・イタリア:感染者2名、死亡者0名
・インド:感染者2名、死亡者0名
・フィリピン:感染者2名、死亡者1名
・英国:感染者2名、死亡者0名
・ロシア:感染者2名、死亡者0名
・スウェーデン:感染者1名、死亡者0名
・スペイン:感染者1名、死亡者0名新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について令和2年2月3日版)
日本国内では16名 そのうち日本居住者は6名 死者0名
(新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について令和2年2月3日版)より)
日本国内では死者は出ていません。
現時点で死者が出ているのは中国とフィリピンの2か国です。
感染力
今回の新型ウイルスは1月中旬の時点で1人から2人に感染するとされていますが、現時点ではもっと多い可能性もあります。この指標からすると、今回の新型ウイルスの感染力はインフルエンザやSARSとほぼ同様で、かなり感染しやすい状態です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00010000-medical-sctch&p=2
新型ウイルスの感染力がインフルエンザやSARSとほぼ同じとすると、インフルエンザは感染者1人~2人、SARSで2~3人に感染するといわれています。
つまり、現時点では、1人の感染者から2人多くて3人に感染するということでしょうか。
上記のリンクの記事によると感染力は当初とは変わってきているようです。
最初、動物からヒトへ感染していた時は下気道でウイルスは増殖しており症状は肺炎であらわれ、感染力はそれほど強くなかったが、ヒトからヒトへ感染するようになると上気道の咽頭や鼻などで増えるようになり、くしゃみなど飛沫を放出しやすくなり、患者数が急増していったようです。
致死率
中国国内だけで考えると感染者数17,025名 死亡者361名なので約2%となります。
湖北省だけで致死率を算出すると3%を超えており、湖北省以外で算出すると0.2%と低くなります。(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00010000-medical-sctch&p=3)
SARSの致死率が9.6% MERSの致死率が34.4% インフルエンザの致死率が0.1%です。
新型コロナウイルス感染症は季節性インフルエンザよりは高く、SARSよりは低い致死率です。
新型であるということのリスク
動物からヒトに感染し、流行が始まったばかりのウイルスは変異することがよくあります。1月に感染力が増強したのも、ウイルスの変異の可能性があります。そして、私が懸念するのは、ウイルスの毒性が強くなる変異です。こうした変異がおきていないかを常時監視し、それに応じた臨機応変な対応をとることが必要です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00010000-medical-sctch&p=3
今のところ毒性はそんなに強くないと予想されています。
ただし今後毒性が強くなる変異が起こらないとは言いきれないようです。
まとめ
今のところ感染力は強いが、毒性はそこまで強くない。
しかし、今後変異が起こらないとは言い切れない。
変異が起こらないとは限らないというところがとっても怖い点でしょうか。
ですが、今現在毒性が強くなっているとは確認されていないようです。
日本ではこれ以上の流行を防ぐことが重要な対策となりそうです。
濃厚接触とは【新型コロナウイルス感染症】
新型コロナウイルス感染症が流行し、濃厚接触という言葉を頻繁に耳にするようになりました。
ところで、濃厚接触とはどういう意味でしょうか?
TVで某タレントさんが濃厚な接触と性的な意味を思い浮かべていたという発言をされていました。
今日は濃厚接触とはどういう意味なのか調べてみました。
濃厚接触の定義
J-CASTニュースの取材に対して厚労省の結核感染症課の回答は
明確な定義はありませんが、衣食住をともにする家族とか、仕事で席が近い同僚とかと長くいるというイメージだと考えて下さい。性的なものも含まれていますが、今回は、確認できていません
新型肺炎患者の「濃厚接触」とは? 厚労省に定義を聞くと... : J-CASTニュース
明確な定義はないと答えていました。
明確な定義はありませんでした。で終わってしまっては元も子もないので、もう少し調べてみました。
濃厚接触者の定義
国立感染症研究所 の新型コロナウイルス(Novel Coronavirus:nCoV)に対する積極的疫学調査実施要領 では濃厚接触者について以下のように定義されていました。
●「濃厚接触者」とは、「患者(確定例)」が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当するものである。
i. 世帯内接触者:「患者(確定例)」と同一住所に居住する者
ii. 医療関係者等: 個人防護具を装着しなかった又は正しく着用しないなど、必要な感染予 防策なしで、「患者(確定例)」の診察、処置、搬送等に直接係わった医療関係者や搬送担当者
iii. 汚染物質の接触者: 「患者(確定例)」由来の体液、分泌物(痰など(汗を除く))などに、 必要な感染予防策なしで接触した者
iv. その他: 手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル) で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と接触があった者等
新型コロナウイルス感染症の患者に関係のある仕事をしていない方が該当する可能性があるのは、
ⅰ:「患者(確定例)」と同一住所に居住する者
ⅳ: 手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル) で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と接触があった者等
の2項目でしょうか。
つまり、一緒に住んでいる人が新型コロナウイルス感染症にかかってしまった場合、2メートル程度で必要な感染予防をしていない状態で新型コロナウイルス感染症の感染者と接触してしまった場合でしょうか。
国際感染症センター長の見解
連日TVで報道され、死者の数、感染者の数が増えている、マスクがどこにいっても売り切れているなどと聞くと、とっても怖い感染症が流行ってしまったという気持ちになってしまいます。
ですが、大曲貴夫・国際感染症センター長が「(健康な人の場合)思ったよりずっと軽症だ」と指摘し、「マスコミで醸し出されている印象との強烈な乖離(かいり)を感じる」と過熱する報道を疑問視したとのニュースもでていました。
さいごに
私たちができることは冷静に動向を見守り、予防も怠らずに続けていくことだと思います。
引き続き、手洗い、うがいなどの予防はしっかりおこなっていきましょう。
新型コロナウイルス感染症が指定感染症になるとどう変わるのか
日本でも新型コロナウイルス感染症が人から人へ感染した事例が出てしまいました。
マスク、アルコール消毒が消え、アルコール除菌のウエットティッシュすら消えていっています。
指定感染症とは
「指定感染症」とは、既に知られている感染性の疾病(一類感染症、二類感染症、三類感染症及び新型インフルエンザ等感染症を除く。)であって、第三章から第七章までの規定の全部又は一部を準用しなければ、当該疾病のまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあるものとして政令で定めるものをいう。
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=79998826&dataType=0&pageNo=1
指定感染症とはいままでの感染症法に指定されていない感染症で、その感染症にかかってしまった患者の行動を制限する必要が出てきてしまった今回のような場合に、一時的に感染症法に基づいて必要な措置を行えるようになります。
では具体的にどういったことが行われるのでしょうか。
入院措置をとることができる
これまでは患者に対して入院や自宅待機はお願いでしかありませんでした。
しかし、指定感染症になることによって、入院を勧告し、拒否した患者に対しては強制することができるようになりました。
就業制限もできるようになります。
入院費は公費になる
これまでは入院を望んでいない場合でも、入院をお願いされ入院した場合自己負担分の医療費を支払わなければなりませんでした。
しかし今日からは、入院を勧告されて入院した場合、入院費の自己負担分が公費となるため、入院費はタダです。
まとめ
指定感染症となることで、入院費はタダになり、患者の把握がしやすくなり、隔離ができるようになるため感染の抑制にもつながる。といいことづくめなように思えますが、強制的に入院させられるので行動が制限される人権の問題もあります。
ひきつづき、個人でできることとしては、感染の予防をしていきましょう。
コロナショック
新型コロナウイルスの影響により、マスクの品切れが続出しています。
かつてないほどマスクが飛ぶように売れていきます。
マスクはもう仕入先から入ってきません。
いつも来ていただいてる方に買って頂きたいという気持ちはありますが、一見さんお断りというわけにもいかず、もうほとんど売り切れに近い状態になってしまいました。
マスクの次は手指消毒のアルコール製品が仕入れられなくなってきました。
インフルエンザなどが流行るこの時期にこの状況はなかなか厳しいものがあります。
今は受験を控えている学生さんもいらっしゃるのでしょうか。
これから花粉の時期も迎えます。その時期までにはマスクは入って来るようになるのでしょうか。
なんとか、流通が復活することを願っています。
この冬の時期の急な発熱!そんな時の解熱剤
この時期の発熱はインフルエンザの可能性を考えることもあることかと思います。
そんなときの解熱剤は解熱剤であればなんでもいいというわけではなく、慎重にえらんでいただきたいお薬です。
なぜなら、インフルエンザにかかっているときに、飲まないほうがよい解熱剤が存在するからです。
今日は解熱剤についてご紹介したいと思います。
インフルエンザ患者が服用してはいけない解熱鎮痛剤
アスピリン/エテンザミド・ジクロフェナク・メフェナム酸です。
なぜこの薬をのんではいけないのか。それは、インフルエンザ脳症の重症化・死亡リスクを高めることが報告されているからです。
ロキソプロフェン・イブプロフェンなどのNSAIDs全般も避けたほうがよいとされています。
インフルエンザの可能性があるとき安全に服用できる解熱剤は?
先ほど紹介した成分の薬はインフルエンザの時期にはインフルエンザにかかっている可能性を考え、どうしてもその薬でないといけないという理由がない限りは避けたほうが無難です。
それではインフルエンザの可能性があり発熱しているときに安全に服用できる解熱鎮痛剤はというと、それは、アセトアミノフェンです。
アセトアミノフェンは小児にもよく処方される解熱鎮痛剤です。ほかのNSAIDsと呼ばれるロキソプロフェンやイブプロフェンなどと比べると効果はやや優しめで炎症を抑える効果にも劣りますが、比較的安全性の高いお薬です。
以下にアセトアミノフェンだけが入っている市販薬をご紹介します。
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上記の市販薬がアセトアミノフェン単剤のお薬です。
年齢により対象となる薬剤が異なります。
総合の風邪薬にもアスピリン・エテンザミド、イブプロフェンが含有されている場合がありますので注意が必要です。
インフルエンザの時には、病院で抗インフルエンザウイルス薬が処方される場合があるため、インフルエンザかもしれない、解熱剤服用後も熱が下がらない、飲んだときには下がったけど発熱を繰り返すなどというときには病院の受診をおすすめします。
また、発熱時には水分補給をしっかりおこなうようにしましょう。
注;この記事では既往歴、併用薬、副作用歴のない方の発熱のみの症状の場合を想定しています。
発熱のみでない場合や症状が長引く場合、既往歴や副作用歴、併用薬のある方などは医師、薬剤師に相談されることをお勧めします。 医薬品は「使用上の注意」をよく読んで正しくお使い下さい
新型コロナウイルス予防法
新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
感染者は世界全体で3000人に迫る勢いで増え続け、死者は中国国内で81人にのぼりました。
日本では安倍総理大臣が28日の閣議で指定感染症に指定する方針を明らかにしました。
新型コロナウイルスにかかりたくない!
というわけで、今回は、ウイルス感染症の予防法について紹介します。
まずはじめに
新型コロナウイルスの感染については、現時点では飛沫感染と接触感染と考えられています。
飛沫感染とは、咳やくしゃみなどの飛沫とともにウイルスが放出されそれを口や鼻から吸い込み感染します。
接触感染とは、ウイルスが付着していたものに触りその手で口や鼻を触り感染します。
手洗い
手洗いは一番重要です。
会社に着いたとき、帰宅後すぐなど外出後戻ってきたらすぐに手洗いをしましょう。
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マスク着用
マスクをすることによって、ウイルスの侵入は防げないかもしれません。一般的な不識布マスクの穴の大きさは5μmとされていますが、ウイルスの大きさは0.02~0.3μmとされています。
つまり、ウイルスはマスクの穴を素通りできてしまいます。
ですが、マスクの着用は無意味ではありません。
マスクをすることにより口内の乾燥を防いだり、口元を覆うことによって無意識のうちにウイルスのついた手で顔を触ることを防ぐことができます。
帰宅後の洗顔
ウイルスは外出中に顔にも付着しています。
帰宅後すぐ洗顔し、ウイルスを洗い流しましょう。
こまめな水分補給
気道の免疫は乾燥に弱いため、こまめな水分補給をしましょう。
アルコール消毒
コロナウイルスの表面はエンベロープと呼ばれる脂質で覆われています。
このエンベロープはアルコール消毒に弱いため、手指はアルコール消毒を行いましょう。
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人混みを避ける
人が多く集まるところはそれだけ感染症のリスクも高くなります。
そして、今の時期、中国の春節(2020年1/24~1月末)で中国人観光客が多く来日していることが予想されます。
できるだけ、観光地や繁華街へは近づかないほうが無難でしょう。
公共物にできるだけ触らない
エスカレーターの手すりや、電車のつり革など不特定多数の人が触れるものにはできるだけ触らないようにしましょう。
触ったらすぐに手を洗いましょう。
さいごに
当初から言われている通り、感染予防の方法は一般的な風邪やインフルエンザと同じように手洗いやのどの乾燥を防ぐことなどが基本となっています。
まだまだ感染者増加の一途をたどっている新型コロナウイルス感染症。
個人個人でしっかり感染を予防していきましょう。
耳が痛くならないマスク
新コロナウイルスの流行によりマスクが爆買いされているようですね。
そのニュースを聞いて私が思わず購入に走ったマスクを今日はご紹介したいと思います。
大人の贅沢マスク プレミアム
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私は仕事中、1日中マスクをつけていますが、このマスクは1日中つけていても他のマスクのように耳の後ろが痛くなりませんでした。
耳にかけるひもの部分が普通のマスクは細いひもになっていて、1日かけつづけると耳の後ろが痛くて、つらかったのですが、このマスクはひもの部分が太めに作られており素材もやわらかいので耳が痛くなりませんでした。
耳が痛くならないのはこのマスクをおすすめする1番のポイントです。
このマスクは30枚入りで1枚1枚が個包装になっています。
マスクケースに入れたりせず、元から個包装になっているマスクをそのままカバンに入れて持ち歩けるので大変便利です。
マスクの素材もやわらかい素材で他のマスクに比べて、マスクのまましゃべり続けても、口の中が乾燥しにくいように感じました。
このマスクは1枚あたり20円と少し高めなのですが、それだけの価値はあると思います。