ドラマ化決定!アンサングシンデレラ ついに薬剤師が主役に!
石原さとみさん主演で4月からアンサングシンデレラというマンガがドラマ化されるそうです!
薬剤師の業務はとっても地味なので絶対に主役になりえないと思っていました。
それが去年アンサングシンデレラが話題になっていると知り、薬剤師が主役のマンガが人気がでていることに嬉しさを感じるよりも驚きのほうが大きかったのですが、まさかドラマにまでなるなんて思いもしませんでした。
こんな日の目を浴びる日が来るなんて!!
薬剤師が主役のドラマは連ドラでは初なんだそうです。
今日は4月からドラマがはじまるアンサングシンデレラのマンガをご紹介したいと思います。
アンサングシンデレラの概要
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作者:荒井ママレ
医療原案:富野浩充(病院薬剤師)
このマンガの主人公葵みどりが病院薬剤師として医師との関係や患者さんとの関わりの中で成長していく物語です。
1巻の冒頭は6年間勉強して希望した病院に就職できたものの、薬剤師っていらなくない?というわりとセンセーショナルな言葉で始まります。
1巻の1話目では薬剤師と医師との力関係で悩みます。
薬剤師には薬を用意する(調剤する)だけでなく、処方が適切であるかチェックする(監査する)業務もあります。
1日1回服用の薬が1日3回服用で処方されていたため、葵みどりは内科医に問い合わせ(疑義照会)をしようとしますが、なかなか捕まりません。やっと捕まえた時にはこんなケアレスミスで時間使って他にやることないのか!と怒られてしまいます。(理不尽(T-T))
落ち込んでしまう葵みどりですが、先輩にはっぱをかけられ次の患者さんの対応へと向かいます。
2話目では薬剤師の投薬に関するジレンマについて。
薬に詳しくなり、患者さんの話をじっくり聞いて解決したいと思っても、投薬に時間がかかればそのあとに控えているほかの患者さんやほかの業務に支障がでてしまいます。
葵みどりは患者さんの話についつい耳を傾けてしまいますが、先輩薬剤師に怒られてしまいます。
といった風に薬剤師であれば大小あれど一度はぶちあたったことがあるような問題がテーマになっています。
薬剤師として患者さんの役に立ちたい。けれども・・・といったようなエピソードが多いです。
ドラッグストアの薬剤師も登場する
2巻の8,9話ではドラッグストアで調剤する薬剤師の話も登場します。
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葵みどりが担当することになった患者さんの持ち込み薬をチェックすると徐放錠という徐々に溶けていくようわざわざ設計された薬が半分に割られています。徐放錠を割ってしまうとせっかくの設計が無駄になってしまいます。
早速、ドラッグストアの薬剤師に電話で確認するとやる気のない返事が返ってきます。
葵みどりは怒り心頭で、ついにドラッグストアまで乗り込んでしまいます。
ですが、病院の外でまで理想振りかざすんじゃねーよと逆ギレされてしまいます。
そのドラッグストアで働く薬剤師は24時間営業の店舗であるがゆえに、人員不足と業務過多で疲弊してしまっていました。
徐放錠を半分に割る薬剤師はなかなかいないと思いますが、最近24時間営業をはじめるドラッグストアは増えてきました。その中ってどうなってるのかなと興味は前からあったのですが、そこで一人で業務をこなすとなると結構な負担だろうなということは容易に想像できます。
なんせ、夜中に処方箋が持ち込まれてきても病院は開いていないでしょうから、何かに気づいても医師に問い合わせができません。
そして、薬を持ってきてくれる卸さんも動いていないのではないでしょうか。そんな中患者さんに明日の朝からの薬がないんだ。すぐ持って帰りたい!なんていわれたらどう対応するのでしょうか?何か特別な方法があるのでしょうか?
4月のアンサングシンデレラのドラマ開始が楽しみです
世間の人たちから見た薬剤師は何をやってるかはわからないけど、6年も大学いって薬渡してくれる人ぐらいの認識だったのではないでしょうか。
アンサングシンデレラの中では、薬剤師が患者さんと接して問題を解決していく話がたくさんでてきます。
副作用に気づいたり、誤用されていることを発見したり、薬の値段についての相談にのったり、そういう話をみていただくことによって、意外と薬剤師を活用するとおいしいかもしれないと思ってもらえるかもしれません。
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