薬局薬剤師がやっているインフルエンザ予防
冬になると流行りだすインフルエンザ。
今年も流行しています。
私は多い時で1日30人以上のインフルエンザの患者さんと接していますが、一度もインフルエンザにかかったことがありません。
そこで、今日は私が実践している予防対策をご紹介したいと思います。
- 手洗い・うがい
- マスク着用
- 消毒
- 水分補給
- 帰宅後すぐの洗顔
1.手洗い・うがい
これは基本です。
手についたウイルスをこまめに手洗いし、手洗いのあとはうがいもします。
うがいはインフルエンザウイルスに対しては効果が薄いといわれていますが、口の中を乾燥させないため、あとは風邪の予防でもあります。
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2.マスク着用
マスク着用でウイルスの侵入を完全に防ぐことはできません。
マスク着用の目的は手で口や鼻の周りを触らないようにすること。口内の乾燥を防ぐことです。
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3.消毒
アルコール消毒はインフルエンザウイルスのたんぱく質を破壊します。
薬局内ではもちろん、持ち歩き用の小さい消毒用ジェルをかばんに入れていて、電車のつり革をもったときや、エレベーターの押しボタンを触った後に消毒したり、特に飲食の前は必ず消毒します。
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4.水分補給
口の中の防御の仕組みは乾燥に弱いので、こまめに水分をとることで防御を高めます。
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5.帰宅後すぐの洗顔
帰宅後マスクを外したら、すぐ洗面所へ向かい、手洗い、洗顔、うがいを行います。
マスクで隠せていなかった顔の皮膚についているウイルスを物理的洗い流します。
冬はこの5つのルーティーンを必ず行っています。
そのおかげか、今までインフルエンザにかかったことがありません。
外回り中心の仕事など、こまめな手洗いうがいが難しいという方は アルコール消毒とこまめな水分補給は心がけてください。
あと、帰宅後すぐの洗顔が意外と見落としがちで重要なのではないかと思います。
夕食を食べる前に必ず、洗顔しましょう。